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全日空がA380導入へ 「空飛ぶホテル」コストが課題

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全日空がA380導入へ 「空飛ぶホテル」コストが課題

 総2階建てで「空飛ぶホテル」とも言われる欧州エアバス製の旅客機「A380」を、全日本空輸を傘下に持つANAホールディングスが3機購入する。国内の航空会社では初めての導入で、ハワイ路線への導入を検討している。1月中にも発表する。座席数の多い大型機の導入でシェア拡大を狙うが、燃料費など重いコストが課題となる。

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 A380は、1機あたり500席以上の世界最大の旅客機。2018年度にも納入予定で、20年度までの中期経営計画に盛り込む。定価ベースでは計1500億円前後だが、関係者によると、半額程度で購入する見通しだ。
 ANAは現在、成田から1日2便、羽田から1便のホノルル線(提携先の運航便をのぞく)を運航している。ライバルの日本航空は、成田から3便、羽田、関西、中部から各1便で、ANAより多い。ANAは現在使っているボーイング「767」(約200席)の倍以上の座席があるA380を就航させ、ホノルル線のシェア拡大を狙う。
 ただ、世界の航空業界では、中小型機を使って便数を増やし、旅客の利便性をよくする戦略が主流となっている。A380は、中東の航空会社や独ルフトハンザ航空などが導入しているが、最近は発注がほとんどなかった。
 日本では、6機の購入契約を結んだスカイマークが、その後の経営不振で支払いのメドが立たなくなりキャンセル。巨額の違約金を求められ、昨年1月の経営破綻(はたん)につながった。
 ANAも、14年にボーイングの次世代大型機「777―9X」の導入を決めた際などに、社内でA380を比較検討した。燃料費が増え、運航や整備のために新たな設備投資が必要になることなどから導入を見送ったという。
 ただ昨年夏、スカイマークの支援を巡ってANAと米デルタ航空が争奪戦を繰り広げた際、支援企業の決定に影響力を持つ大口債権者のエアバスがANAに購入を求めていた。関係者によると、このときにA380の導入検討を約束したという。(野口陽、大平要)
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